微笑む埴輪・・・

林道と一言でいってもダートの林道と舗装林道がる・・・。

林道ツーリングを楽しむライダーにとっては未舗装路の林道が陽の当たるメジャーな方で、未舗装がきっと陽の当たらないマイナーになるのだろう。

そんな陽の当たらない舗装林道に、30年以上前からある謎の物体がある。


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広島市佐伯区五日市の八幡ヶ丘と薬師ヶ丘のはざまに位置する『林道保井田線』。


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30年以上前から既に舗装林道だった。

実家が薬師が丘なので、ハスラー50に乗っていた頃からこの周辺は良く散策していた。


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海にも近く、人口の多い地域。二つの住宅団地のはざまの林道なので距離は短い。

住宅地に近い割には山深く人目に付かない。

だから近年は不法投棄が多く、警告の看板が多数立てられている。


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林道は、丁度、山陽自動車道の真下あたりで終わりとなる。

三叉路となっており、『薬師ケ丘第六公園』がある。


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その三叉路・・・山陽道の真下に、その謎が30年以上佇んでいる・・・。


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いつの頃に誰が何の為に設置したのか全く分からない謎の埴輪

不思議な笑みを浮かべる埴輪・・・。

今では真っ白にペンキで塗られ台座も低くなり向きも変わってしまっているが、30年以上、彼はここに佇んでいるのだ。

以前は、もっと埴輪らしいレンガ色の材質だったのだが・・・。


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この上に佐伯区運動公園があるのだが、運動公園が作らる前に弥生時代の遺跡が発掘されている。そして、小さいが古墳(円墳)も発見されていて、こちらの方は今でも存在する。

その遺跡に由来するものなのか・・・。

この埴輪、一部では『はに丸くん』と呼ばれている。

はに丸くんは、『時々立ち位置が変わっている!』 『この前見たら、手をあげていた!』 『もう一体いた!』・・・・と、噂が絶えない・・・。


数年前・・・西広島タイムズという情報誌がこの謎に挑み、区役所など色々と調べた様だったが結局わからずじまい・・・。


正体不明の謎の埴輪・・・。


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謎だらけで、この先も佇み続ける『はに丸くん』・・・。

彼は今日も、微笑み続けている・・・。